1、頑張って合格した後の社労士の仕事の実態
合格後の社労士を説明します。
合格後、すぐ開業する人(開業社労士)、勤務を継続している人(勤務社労士)がいます。
平成21年度の事務指定講習で30人ぐらいと知り合いましたが、開業するのは2〜3人です。
勤務社労士は資格を持ってるだけで、サラリーマンですから、開業社労士の話をします。
社労士として仕事は
@就業規則作成、助成金申請代行、給与計算のアウトソーシング等を受けて仕事をする。
報酬はクライエントが払ってくれる。
A都道府県の社労士会が紹介してくれる行政協力をする。(年金事務所等年金関係が多いです) 報酬は社労士会が払ってくれる。
B受験指導(社労士の学校の講師)をする。報酬は資格スクール等の学校が払ってくれる
C社労士の資格を生かして、労働基準監督署やハローワークで働く人も多いです。
この場合、報酬は国とか都道府県が払ってくれます。この場合は開業しながら勤務できることもあります。
の4種類くらいですね。
これらの仕事で生活できるかというと、平均月収20〜30万くらいでしょうね。もちろん、もっと収入を得てる社労士さんもいますが、あまり多くないでしょう。
@のクライエントからの報酬だけで、生活してる社労士さんは少ないです。僕の知る範囲では50人に一人ですね。営業力がかなり必要です。
ですから、開業社労士でも社労士と関係のないビジネスをしている人も多いですね。
僕は@とAの年金事務所と、社労士と関係ない仕事もしています。→ 僕の社会保険労務士事務所のHP