社労士/社会保険労務士 独学 勉強法、学習法、テキスト、基本書

東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法
という本が人気です。

 

山口真由さん、東大を主席で卒業し、在学中に司法試験、国家公務員試験に合格したという女性の書かれた本です。社労士受験生なら興味があると思います。

 

この本の第4章に、7回読みの具体的な説明があります。下は本からの抜粋です。

 

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「頭の中の真っ白なノート」に本の内容を丸ごと1冊写し取るイメージ、で読む

 

○さらさら読んで数を打つ!必勝の読書法「7回読み」

 

300ページ程度の本は1回30分程度で読む。

 

7回読みの各回の間は、それほど時間を空けないで読む。理想は1日以内,平均1週間以内。

 

○どんなテキストを選べばいいか?

 

・最も大切なのは網羅性。なぜなら1冊しか読まないから、その1冊が不十分だと知識に「抜け」ができるから。

 

・「図」が多い本には要注意→チャートや図の多い本は「わかったような気になる」から

 

○「7回読み」なら「山張りなし」でも大丈夫

 

・「山張り」は悲劇のもと→「7回読み」を行うと、すべての範囲に何度も接触するので「逆ヤマ」に対して手も足も出ないという悲劇に遭遇しなくて済む。

 

・重要ポイントは必ず長めに書いてある、従って

 

・要点をつかもうとしなくていい→長く書いてあることは、当然長く読むことになる→7回読む間に要点は必ず浮かび上がる。

 

○「7回読み」はこうして進めよう

 

・最初の3回は「輪郭線」作りの作業、4回目以降で、絵が出来上がってくる

 

 1回目 「見出し」を頭の中のノートに写し取る感覚
 2回目 「こんな話がこういう順番で書いてある」を把握する
 3回目  2回目とほぼ同じ
 4回目  文章中のキーワードを意識して読む。「頻出語」「詳しく書いてある」と感じるだけでいい
 5回目  キーワードの説明を意識する 段落の要旨がわかってくる
 6回目  細かい点まで読む 頭の中のノートにだいたい本が写し取られる
 7回目  写し取られた内容の確認

 

「全体像→内容→細部の順番に意識を向けそれを徐々に鮮明にしていこう」

 

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という内容です。

 

第5章 努力とやる気を持続させる「メンタルコントロール術」 も参考になります。

 

○小さな工夫でやる気にエンジンがかかる。

 

・コーヒーを飲む前に机に向かう、なぜなら・・・・

 

○細かな計画は立ててはいけない。なぜなら・・・                                   
○自分の中の「決まりごと」とうまく付き合うには。
○集中力が落ちてきたときの秘策とは?

 

いかがですか。

 

300ページの本を1回 30分で読む(流し読みですね。)これを7回繰り返す。1冊に集中するというのはいいことです。

 

社労士の勉強にも使える可能性はありますね。面白そうです。

 

社労士の基本書は1000ページ程度ですから、3冊分として、3週間で基本書のインプット完了です。

 

また第5章のモチベーション維持の方法も良く工夫されています。参考になります。

 

しかし、かなり勉強する訓練と習慣が身についている著者ですから、誰でもが効率的にできる方法ではないかもしれません。

 

こういう勉強法もある、モチベーション維持方法のあるという事です。勉強法等は人それぞれです。

 


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